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八百津町『鳥の道を越えて』上映会

2018年12月13日(木)、14日(金)
今井友樹 監督『鳥の道を越えて』上映会を開催させていただきました。

現在八百津町では、山村活性化支援交付金事業の中で
八百津町山村エリアにふさわしい特産品を考えて行くという取り組みを開始してします。
特産品として長くPRしていけるものを作っていくには、これまでの山村エリアの歴史、文化、住んでいる人たちの思いに寄り添ったものであることが必要です。

そのため、今後この地に定着し、地元の方々にも納得していただく「山村エリアの特産品」を考えるには、まずはこれまでの山村エリアでの食文化についてふりかえる必要があると考えています。

現在八百津町に住み、その時代を知っている人達、知らない人達の「食についての思い」や、「世代ごとの違い」について知ることで、今の「八百津町の特産品」を考えるヒントを映画から探っていけたらと思い、鑑賞会を開催させていただきました。

1日3回の上映の間、
私は受付をさせていただき、その間みなさんと一緒に映画をみさせていただいていました。上映のたびに繰り返しみさせていただく間、しだいにいろんなことに思いをめぐらせていきました。

おそらくこの映画は、見る側の人間が持っているテーマによって感じることが変わる、いろんな目線で観られる映画だなと思います。

今回の企画では、「八百津町の特産品を考える上での切り口として」ということで皆さんに見ていただきましたが、私は、何度もみさせていただいているうちに仕事のあり方…生き方…なにを大事に生きていくべきか…などいろんなことを考えはじめたのです。

わたしの主となる仕事は、WEB制作・デザイン業務でパソコンと向き合う時間が長い仕事です。

それはそれで、長い期間この仕事に携わっているということもあり、おそらくほかの仕事をされている方よりこの仕事に関しては感覚的に進められる、細かいところまで勘が働く部分ができてきているなと感じていますが。。。

この映画の中の「カスミ網猟」をされている方々も、そんな感覚を自然と、自然の中に生きる動物との間に持っているということなんだろうな、と思います。
囮になる鳥の鳴き声。
この鳥は、たくさんの鳥を呼ぶ。
そんなことがわかる…そういう感覚って、たくさんの経験がないと見につかないことだ。

ひとつのことに、真剣に向き合ってきたから身につくこと。必ずある。

私のように、一日のうちの多くの時間をパソコンと向き合うことに使っている人、ほかにも事務職の方、営業職の方、エンジニアの方…。たくさんいる。

分業がはっきりとして(?)狩猟をしなくても、野菜を栽培しなくても、お金を稼げば、スーパーで食べるものは手に入れることができる。

だからこそ、それ以外のことに集中することができる。

それは良いことであるはずなんだけど

でも、だからといって
こんなにも、自分の体を作っている食べ物ができる過程に無関心でいていいのだろうか…と、心配になることもある。

そして、真剣に考えなくても安全に生きていけてしまう環境が整えば整うほど、自分が生きている土地、地球に関して無関心になっていくことに、危機感も感じる。

だけれども、自分の生活の軸となる重要な部分(と感じている)ものは、ほかのところにある。
(広い目線で考えての優先順位はわからないけれど。。)

大切に感じる全部のことを、全部わかることができるだけの時間や、体力や、気力があればいいのだけれども

それができない現実だとか、そんなものにジレンマをかんじながら、本日また朝10時から上映会を開催します。
私は、4回目の観覧になります(笑)

何度も、何度も観たからといって答えがでるものではないとは思いますが、、、少し立ち止まって「本当に大切なもの」について自分なりに考える時間が持てたことがとてもありがたい。

今後、「八百津町の特産品」を考えるにしても、自分の主となる仕事、「WEB制作」「デザイン」をしていくにあしても、『根本』となる部分はこういうところにあるべきだと思う。

手先だけの技術や、うわべだけで設定された方針は、すぐに崩壊してしまうから、基盤はしっかりと作っていけたらと思います。