舟運で栄えた八百津 [八百津を学ぶまち歩き]

花盛酒造株式会社

久田見に暮らす若者たちのグループ「あおやぎ青年隊」は、それぞれが本業を持ちながらも力を合わせ、休耕田の再生に取り組みました。みんなで協力して田んぼの手入れを行い、見事に休耕田をよみがえらせたのです。 そこで育てられた酒米を使って、花盛酒造が仕込んだ地酒が「久田見」です。

蔵元やまだ

酒造りにおいて、仕込み水の水質は発酵に大きな影響を与えるため、蔵元は水源の管理に細心の注意を払います。源流の豊かな自然が守られていることは、良質な水を育み、酒造りにも良い影響をもたらします。 自然や環境、そして伝統産業は深くつながっており、このような水の循環を通じて、私たちの暮らしも支えられています。 米の持つ旨味を最大限に引き出す職人の技と、長年積み重ねてきた経験が合わさることで、蔵元が目指す理想の日本酒が生まれます。 八百津町の酒蔵「蔵元やまだ」が手がける「玉柏 純米大吟醸」は、フランス人ソムリエが選ぶ日本酒コンクール「Kura Master 2023」において、最高賞「プレジデント賞」を受賞しました。