美味しいジビエと山のこと山里で遊ぶ 山里保全につながる~ジビエ(鹿肉)のくん製づくり体験
体験ワークショップ予約カレンダー2025年1月
「予約する」ボタンがある日程はご予約が可能です。ご希望の日程の「予約する」ボタンから、予約フォームへお進みください。
参加費用
高校生以上またはご家族対象
- 6名以上グループ 18,000円+3,000円×人数
- 5名グループ 32,500円※1人あたり6,500円
- 4名グループ 30,000円※1人あたり7,500円
- 3名グループ 24,000円※1人あたり8,000円
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この数年「ジビエ」という言葉をよく耳にするようになりましたが、ジビエは召し上がったことあるでしょうか?
「ジビエ」とはフランス語で狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉や料理のことをいいます。
わざわざ野生の動物を食べなくても・・・と思われるかもしれませんが、増えすぎてしまい害獣となってしまったシカやイノシシをただ駆除するのではなく、山里の恵みとして、美味しくいただくのが今の山里ジビエ。
ニホンジカが増えすぎると生態系へ色々影響してきます。
樹皮を食べることで樹木が枯死し森林が衰退し、地表に生える植物を過度に食べると生態系が単純化してしまうという被害があります。
そして、農作物への被害も問題になっているのが現状です。
これらの被害に対する対策として、捕獲(生息数を減らす)、防護柵(農地を守る)、環境整備(出にくくする)などの対策が取られていますが、被害防止のために捕獲を進めるだけでなく、捕獲鳥獣を地域資源(ジビエ等)として利用し、農山村の所得に変えるような、有害鳥獣を「マイナス」の存在から「プラス」の存在に変える取組が今、重要課題となっています。
地元講師/料理 五宝の滝
この講座では、八百津町の観光スポットでもある「五宝滝」近くにで、ぎふジビエ解体処理施設にも登録されている、「料理の五宝滝」さんの指導により、鹿肉でのジビエくん製づくり体験を行います。
野生鳥獣による森林被害を学びながら、対策の必要性、人間の都合で“有害・駆除”とされる命を「無駄にしない」取り組みの大切さについて考えます。
◎ 澤野 賢 (さわの けん)
◎ 久保田 豊 (くぼた ゆたか)
「五宝滝」は全国でも有数の名瀑。三段になった滝は珍しく、優しい自然の中に輝く一筋の光のような美しさです。二天の滝・円明の滝には、宮本武蔵伝説が秘められています。
「料理の五宝の滝」は、五宝滝のふもとで、渓流のせせらぎの音を聞きながら、空気のおいしい環境でお食事を楽しみいただける料理屋さんです。
紅葉もお楽しみいただける秋には、松茸の定食を提供されています。
捕獲された猪(イノシシ)を新鮮な状態で処理し、安全な食肉として製品化する取り組みも行っていらっしゃいます。
増えすぎて駆除というカタチで生命を絶たれ、命の循環の中にいれられず捨てられる野生動物。そんな野生動物たちの命をいただく食の取り組みです。
自然とともに生き命が繋がっている喜びを共有できればと考えています。
タイムテーブル
10:30 | 八百津町ファミリーセンター集合 [Googlemap] |
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11:00 | 林業の現場見学/杉、またはヒノキの観察 |
12:30 | 体験をかねた昼食 ※くん製の作り方説明を聞きながら、調理を開始します。 |
15:00 | 五宝滝散策/写真撮影/体験後のアンケート/解散 |
ご予約
ご予約は、予定日の3日以上前にお願いいたします。
服装
山道を歩きます。歩きやすいスニーカーなどでお越しください。
八百津町福地は、標高600メートルほどで、気温は、八百津町役場付近と比較すると、5~8度程度低いです。暖かい服装で、体温が調節できるよう、重ね着がおすすめです。
持ち物
ワークショップ会場となる、八百津町福地周辺には、コンビニなどの店舗はありません。おやつ、飲み物などはあらかじめ準備の上お越しください。
山で採取した植物を持ち帰りたい方は、ビニール袋、ハサミ、軍手などをご持参ください。