木が切られて商品になるまで【山歩きと木工体験】山里で遊ぶ 「木を消費しながら上手に共存してゆくことの重要さを知る」
体験ワークショップ予約カレンダー2025年1月
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参加費用
高校生以上またはご家族対象
- 3名グループ 33,000円※1人あたり11,000円
- 2名グループ 26,000円※1人あたり13,000円
- 1名グループ 19,000円※1人あたり19,000円
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健康な木、森林が私達に与えてくれる多くの恵みを考える
日本の森林を、森林が成立した過程で分類すると、自然の力によって発芽し、育った「天然林」と、人の手で植えられた「人工林」に分けられます。
「人工林」は、スギ、ヒノキ、カラマツ、アカマツ、クロマツ、エゾマツ、トドマツなど、比較的成長が早く、建築用途に適した針葉樹林からなります。
木材資源としての生産のために、人の手で作られた森林です。
第二次世界大戦後の復興期から高度成長期にかけて、経済価値が見込めることから盛んに植栽が行われました。
日本では間伐などの手入れがされず、荒れている森林が目立っています。
岐阜県も例外ではありません。
木を消費しながら上手に共存してゆくことの重要さ
荒れた森林は、太陽の光が地面に届かず薄暗いため、地面に草はほとんど生えず、栄養が行き届かない木はひょろひょろと細く建物や道具の材料にすることができません。
また、生き物が住みにくい森林となり、固くなった土は大雨の時に洪水や土砂くずれを引き起こすなど多くの問題を生みだしてしまう一因となってしまってもいます。
人工林は、不要な樹木を伐採する「間伐」など、適切に管理して手入れをしてく必要があります。しかし、山野資源である木材に需要がなければ、きこりは継続的に木を切ることができません。
長い目で見守り、木を消費しながら上手に共存してゆくことが、人にとっても森にとっても自然にとってもプラスに作用してゆくのです。
だからこそ「森林資源の新しい需要」を生みだす必要があります。
この体験では、人工林の現状を見学、木が切られてから商品になるまでの流れ、健康な木、森林が私達に与えてくれる豊かな自然環境について考えて行きます。
地元の木を使った木工体験
電気やガスがなかった昔、人は火をおこすために森でたき木を拾ったり、木炭を焼いたりして生活をしていました。
とくに里山にくらす人たちは身近にある森を、エネルギー資源として有効に活用していました。里山林は、そんな風に森と人とが一緒に生活することで資源が循環して成り立っていたのです。
人工林の木を伐って使うとともに、植えて育てることを進めていくことで、未来につながる森林の持続的なサイクルが保たれるということ、木を伐ることは必ずしも悪い事では無いということを理解した後は、地元八百津町の木を活用したモノづくりにチャレンジ。
生活の中に一つ、木を取り入れることから始めよう。身近に木がある快適さを感じ、森林資源の重要さを体感してみよう。
そんな想いを込めた木工体験です。
普段使うことのない道具を使い、木の性質を知りながらあなたの手で作り上げた宝物を持ち帰って下さい。
あなたの日常の中にあるモノを、ひとつ木に替えることで得られるぬくもりを知っていただければと思います。
Rat Design Shopによる「八百津の木を使った木工体験 カッティングボードづくり」
八百津町の林業の現場で日本の林業の状況を知り、良い条件の中で健康に育った木に触れる体験です。
このプログラムでは、八百津町に工房を持つ、Rat Desigh Shopさん提案の「八百津町の木を使ったカッティングボードづくり」が体験していただけます。
八百津町本町商店街の中にある、カフェ 兼 木工工房 の中で、アメリカ出身の工房代表 サム・ラットナーさん指導の下、工具の扱い方や、木のメンテナンス方法について学びます。
自分の名前やイラストを描き込んだ、世界に一つだけ。八百津町の木材を活用した、自分だけの「カッティングボード」ができあがります。
タイムテーブル
9:30 | 八百津町ファミリーセンター集合 [Googlemap] |
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10:00 | 林業の現場見学 |
11:30 | 昼食※山村エリアで、持参の食事か、八百津町内の飲食店を利用(山村エリアには、飲食店・コンビニなどはありません。予約・購入など、事前に準備が必要です。) |
13:00 | Rat Design Shop到着 |
13:15 | 木工体験開始/講師 Sam Ratさん |
16:00 | 完成/写真撮影/体験後のアンケート/解散 |
ご予約
1グループ3名以内 ご予約は、予定日の3日以上前にお願いいたします。※講師のスケジュール確認でき次第、予約確定となります。
服装
山道を歩きます。歩きやすいスニーカーなどでお越しください。
八百津町福地は、標高600メートルほどで、気温は、八百津町役場付近と比較すると、5~8度程度低いです。暖かい服装で、体温が調節できるよう、重ね着がおすすめです。
持ち物
ワークショップ会場となる、八百津町福地周辺には、コンビニなどの店舗はありません。お昼ご飯や、おやつ、行動食などはあらかじめ準備の上お越しください。
山で採取した植物を持ち帰りたい方は、ビニール袋、ハサミ、軍手などをご持参ください。