2024年山里であそぶ Vol.08 「木を切ってから商品になるまでを知る体験」~森の中の植物名プレートを作る~
開催日程
2025-03-15
開始時間
9:30 AM
開催場所
岩平茶園
Rat Design Shopによる「八百津の木を使った木工体験 植物名プレートづくり体験」
八百津町の林業の現場で日本の林業の状況を知り、良い条件の中で健康に育った木に触れる体験です。
このプログラムでは、八百津町に工房を持つ、Rat Desigh Shopさん提案の「八百津の木を使った木工体験 植物名プレートづくり」が体験していただけます。
八百津町本町商店街の中にある、カフェ 兼 木工工房 の中で、アメリカ出身の工房代表 サム・ラットナーさん指導の下、工具の扱い方や、木のメンテナンス方法について学びます。
できあがった植物名プレートは、八百津町久田見で整備中の古道の中で活用させていただきます。
かつては生活道として使用されていた道が、新たに舗装整備された道ができたことから使用する人が減り、放置されています。
全く利用価値がないと言うわけではなく、人出不足が主な原因で、草刈り作業もゆき届かなくなった結果、荒れ果てて使用しずらくなっているという状況です。その道を通れば、豊かな自然に触れることができる。昔の小学生は、この道を通って学校へ通った思い出等々、歴史に触れられる道を、高さ日本一を誇る、「岐阜バンジー」のある新旅足橋が大きく見える場、自然と触れ合える場として古道に再び光を入れましょう。
八百津町久田見 「大平地区」思い出の道を整備しよう
整備の内容は、ガッツリ体力仕事から、植物の観察や落ち葉、枝拾いまでさまざま。
かつて通学路だった道。
当時の子供たちはすっかり大人になっていますが、あの頃の楽しかったこと、苦しかったこと、みんなで過ごした時間の思い出話を始めると、笑顔で時間が過ぎるのも忘れてしまいます。
山の中の環境に入ってしまえば、「ここでどんな風に過ごしたら楽しいかな?」「こんな風に遊べたら楽しいな。」どんどん夢がひろがってくるはず。
そんなことをみんなで話ながら、楽しく進める古道整備。
大人から子供まで一緒に、山に再び光が入る過程を楽しみましょう!
古道整備作戦会議を経て、いよいよ整備実践に入っています!
健康な木、森林が私達に与えてくれる多くの恵みを考える
日本の森林を、森林が成立した過程で分類すると、自然の力によって発芽し、育った「天然林」と、人の手で植えられた「人工林」に分けられます。
「人工林」は、スギ、ヒノキ、カラマツ、アカマツ、クロマツ、エゾマツ、トドマツなど、比較的成長が早く、建築用途に適した針葉樹林からなります。
木材資源としての生産のために、人の手で作られた森林です。
第二次世界大戦後の復興期から高度成長期にかけて、経済価値が見込めることから盛んに植栽が行われました。
日本では間伐などの手入れがされず、荒れている森林が目立っています。
岐阜県も例外ではありません。
木を消費しながら上手に共存してゆくことの重要さ
荒れた森林は、太陽の光が地面に届かず薄暗いため、地面に草はほとんど生えず、栄養が行き届かない木はひょろひょろと細く建物や道具の材料にすることができません。
また、生き物が住みにくい森林となり、固くなった土は大雨の時に洪水や土砂くずれを引き起こすなど多くの問題を生みだしてしまう一因となってしまってもいます。
人工林は、不要な樹木を伐採する「間伐」など、適切に管理して手入れをしてく必要があります。しかし、山野資源である木材に需要がなければ、きこりは継続的に木を切ることができません。
長い目で見守り、木を消費しながら上手に共存してゆくことが、人にとっても森にとっても自然にとってもプラスに作用してゆくのです。
だからこそ「森林資源の新しい需要」を生みだす必要があります。
この体験では、人工林の現状を見学、木が切られてから商品になるまでの流れ、健康な木、森林が私達に与えてくれる豊かな自然環境について考えて行きます。
地元の木を使った木工体験
電気やガスがなかった昔、人は火をおこすために森でたき木を拾ったり、木炭を焼いたりして生活をしていました。
とくに里山にくらす人たちは身近にある森を、エネルギー資源として有効に活用していました。里山林は、そんな風に森と人とが一緒に生活することで資源が循環して成り立っていたのです。
人工林の木を伐って使うとともに、植えて育てることを進めていくことで、未来につながる森林の持続的なサイクルが保たれるということ、木を伐ることは必ずしも悪い事では無いということを理解した後は、地元八百津町の木を活用したモノづくりにチャレンジ。
生活の中に一つ、木を取り入れることから始めよう。身近に木がある快適さを感じ、森林資源の重要さを体感してみよう。
そんな想いを込めた木工体験です。
普段使うことのない道具を使い、木の性質を知りながらあなたの手で作り上げた宝物を持ち帰って下さい。
あなたの日常の中にあるモノを、ひとつ木に替えることで得られるぬくもりを知っていただければと思います。
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9:00八百津町ファミリーセンター(中央公民館)受付開始
【Google map】 https://maps.app.goo.gl/aT2EB4i2vikbjZmZ7
9時半に出発となりますので、時間までに受付、トイレなどを済ませて集合場所でお待ちください。 -
9:30八百津町ファミリーセンター(中央公民館)集発
参加者(一般)は、各自自家用車での移動となります。
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10:00岩平茶園到着/古道散策と、古道活用のアイデアを話し合い
岩平茶園敷地内に入り口がある古道が、今どんな状態なのかを調査。
この場所に光を入れ、活用できる場所にする方法を考えます。 -
11:30午後からの製作の準備
制作についての説明
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12:00お昼ご飯(昼食は各自で準備)
ご持参いただいたお弁当などでのお昼休憩
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13:00午後の製作開始
木工体験講師 Ratnar Samさん
森の中の植物名プレートの製作 -
15:00片付け~アンケート対応~終了・解散
お気をつけてお帰りください!
アレルギーについて
当イベントでは、八百津町の食材、季節の食材、講座テーマに沿った食材の提供・味見などをおススメすることがあります。 食品が原因だと思われるアレルギーのある方は、お知らせください。 ①医師から、食物アレルギーのため、特定の食品を食べてはいけないと診断されている方。 ②過去に食物が原因のアレルギー症状が出た方。 ③アレルギー症状が出るのではないかと心配な方。
キャンセルについてのお願い
ご予約のキャンセルや変更の場合は、分かり次第ご連絡ください。 キャンセル料金は以下の通りご請求させていただきますのでご了承ください。 イベント予定日の7日前—-参加料金全額の10% イベント予定日の6日~2日前———参加料金全額の50% イベント予定日の前日———-参加料金全額の70% イベント予定日の当日———-参加料金全額の100% 連絡なしでのキャンセル———–宿泊料金全額の100%