※※※終了しました※※※山里で遊ぶ2022 Vol.05 山里保全につながる~ジビエ(鹿肉)のくん製づくり体験
開催日程
2023-02-13
開始時間
10:21 AM
開催場所
この数年「ジビエ」という言葉をよく耳にするようになりましたが、ジビエは召し上がったことあるでしょうか?
「ジビエ」とはフランス語で狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉や料理のことをいいます。
わざわざ野生の動物を食べなくても・・・と思われるかもしれませんが、増えすぎてしまい害獣となってしまったシカやイノシシをただ駆除するのではなく、山里の恵みとして、美味しくいただくのが今の山里ジビエ。
ニホンジカが増えすぎると生態系へ色々影響してきます。
樹皮を食べることで樹木が枯死し森林が衰退し、地表に生える植物を過度に食べると生態系が単純化してしまうという被害があります。
そして、農作物への被害も問題になっているのが現状です。
これらの被害に対する対策として、捕獲(生息数を減らす)、防護柵(農地を守る)、環境整備(出にくくする)などの対策が取られていますが、被害防止のために捕獲を進めるだけでなく、捕獲鳥獣を地域資源(ジビエ等)として利用し、農山村の所得に変えるような、有害鳥獣を「マイナス」の存在から「プラス」の存在に変える取組が今、重要課題となっています。
この講座では、八百津町の観光スポットでもある「五宝滝」近くにで、ぎふジビエ解体処理施設にも登録されている、「料理の五宝滝」さんの指導により、鹿肉でのジビエくん製づくり体験を行います。
野生鳥獣による森林被害を学びながら、対策の必要性、人間の都合で“有害・駆除”とされる命を「無駄にしない」取り組みの大切さについて考えます。
地元講師
「料理の五宝の滝」
◎ 澤野 賢 (さわの けん)
◎ 久保田 豊 (くぼた ゆたか)
「五宝滝」は全国でも有数の名瀑。三段になった滝は珍しく、優しい自然の中に輝く一筋の光のような美しさです。二天の滝・円明の滝には、宮本武蔵伝説が秘められています。
「料理の五宝の滝」は、五宝滝のふもとで、渓流のせせらぎの音を聞きながら、空気のおいしい環境でお食事を楽しみいただける料理屋さんです。
紅葉もお楽しみいただける秋には、松茸の定食を提供されています。
捕獲された猪(イノシシ)を新鮮な状態で処理し、安全な食肉として製品化する取り組みも行っていらっしゃいます。
増えすぎて駆除というカタチで生命を絶たれ、命の循環の中にいれられず捨てられる野生動物。そんな野生動物たちの命をいただく食の取り組みです。
自然とともに生き命が繋がっている喜びを共有できればと考えています。
講師
◎ 半谷 美野子 (はんや みやこ)
森林インストラクター/JAAアロマコーディネーター/和ハーブインストラクター/造園施工管理士/ビオトープ施工管理士/学芸員
「人と自然をつなげる、伝える」ことがライフワーク。
1977年東京生まれ。埼玉県入間市出身。 幼い頃から、自然に親しんで育つ。私立自由学園で幼稚園から高校まで学び、日本大学森林資源科学科へ入学。卒業後、東京の造園会社へ就職。 みどりのリサイクルや啓蒙事業に携わりながら、NPO法人「みどり環境ネットワーク!」を設立。都内の保育園や小学校、都立公園などで様々なみどりのイベントや環境学習講座を多数開催。 結婚、出産を経て、2008年から愛知県犬山市で未就園児の親子が自然を楽しむ会「いぬやま自然とあそび隊!」を主催。身近な自然の素晴らしさや活用方法を伝えるため、五感を通して体験できる講座を愛知、岐阜で開催中。
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アレルギーについて
当イベントでは、八百津町の食材、季節の食材、講座テーマに沿った食材の提供・味見などをおススメすることがあります。
食品が原因だと思われるアレルギーのある方は、お知らせください。
①医師から、食物アレルギーのため、特定の食品を食べてはいけないと診断されている方。
②過去に食物が原因のアレルギー症状が出た方。
③アレルギー症状が出るのではないかと心配な方。
キャンセルについてのお願い
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キャンセル料金は以下の通りご請求させていただきますのでご了承ください。
イベント予定日の7日前—-参加料金全額の10%
イベント予定日の6日~2日前———参加料金全額の50%
イベント予定日の前日———-参加料金全額の70%
イベント予定日の当日———-参加料金全額の100%
連絡なしでのキャンセル———–参加料金全額の100%