神明神社

毎年 4月第3日曜日に久田見の氏神である神明・白鬚両神社で行われます。
6両の絢爛豪華な山車が引き出され、それだけでも壮麗な眺めです。
山車の上に設けられた舞台の上では、独創的な繰り人形劇がくり広げられます。その人形劇の動きの秘密は「糸切りからくり」という独特な技法と操作にあり、歴史的、芸術的な価値も評価されています。
この久田見祭りの始まりは天正18年(1590)稲葉右近方通がこの地方を領有した時、久田見の中心地は山中であるにもかかわらず大集落であったため、都会にならって現在の祭りを始めさせたと伝えられています。
糸切りからくりの技法は国の無形民俗文化財に選択され、岐阜県の重要無形民俗文化財にも指定されています。